はいどうも。

最近 osmo pocket とスマホを持ち歩きながら街中をウロウロしているのですが、 ちょっと出かけてその2つを充電するのにちょうど良いモバイルバッテリーを探していました。

同時にコンセントに直接つないでUSBからスマホなどを充電できる急速充電器も探していました。

 

そこでモバイルバッテリーと急速充電器が合体した攻守最強の商品を見つけてしまいました。それが Anker Fusion!

今回は半年使ったのでレビューします。

 

 

モバイルバッテリー と 急速充電器が合体!

Anker Fusion がスグレモノな理由は モバイルバッテリーとコンセントに挿して使える急速充電器が合体しているところです。

 

つまりモバイルバッテリーとして持ち運んで使うのはもちろん。

 

 

 

家ではコンセントに挿してUSBで急速充電のできるACアダプタとして使うことができるのです!

 

大きさ(サイズ)

サイズは 72 x 70 x 31mm ですので手の5本指で掴めるぐらいの大きさですかね。コンパクトな急速充電ACアダプタって感じです。プラグ部分が折りたたみになってます。

 

横から見たサイズ(iPhone7と比較)

 

 

上から見たサイズ(iPhone7と比較)

 

 

ACプラグを出した状態

 

 

USB端子側

 

osmo pocketと比較

 

 

Fusionの気が利くところ

Anker Fusionを買って「これ良いな!」と思ったのは、急速充電器モードの時の動作です。壁にACアダプタとしてAnker Fusionを挿して他のモバイル機器を充電すると、Fusionの内部バッテリーではなく、接続したモバイル機器を先に充電してくれます。そのモバイル機器の充電が終わったら自動的にFusionのモバイルバッテリーの方の充電に切り替わります。こういうところはすごく良いですね!

 

気になる電池の容量

Anker Fusion の正式名称は Anker PowerCore Fusion 5000 といいます。

5000というのは充電できる電力の容量ですので表記は 5000mAh ということになります。

 

実際iPhoneをどのぐらい充電できるのか

モバイルバッテリーの容量は実際には充電時の様々なエネルギーのロスなどがあるので公称値の7掛けと言われます。なので今回のAnker Fusion 5000だと 5000 × 0.7 で 3500mAh が実際に充電できる容量に近いと言えます。

僕の使っている iPhone7 のバッテリーの容量は 1,960mAh なので、約1.7回分充電できるということになります。Osmo Pocket(860mAh)を同時に持ち運ぶ場合は

実際に充電してみてもそんな感じです。1.7回分ぐらい充電できる感じです。ちなみにiPhone XRだと1.2回分ぐらいです。ちょっと近場に出かける時ぐらいの容量ですね。逆にMacbookとかも持ち出して充電してあれもこれも充電っていうのには向かないと思います。

さくっと短時間外出するぐらいなら大丈夫ですし。そうでなくてもコンセントを使える場所にいけるならFusionはACアダプタとFusionを充電する用のUSBケーブルを別に持ち運ばなくて良いのである意味手軽とも言えます。

 

 

モバイルバッテリー時とコンセントにつないだ時で充電速度が違う?

実はAnker Fusionの仕様として、モバイルバッテリーとして持ち運んだ時の充電速度とコンセントに挿して急速充電器として使ったときの充電速度は違います。

 

モバイルバッテリー時 3.0A(合計)

急速充電器時 2.1A(合計)

 

ほぼ1.5倍。結構違いますね〜。まあ僕としてはそこまで気になったことはありませんが確かにモバイルの時の方が体感速いかも。でも2.0Aだったら必要十分だとは思いますけどね。

 

結局オススメなのか?

どんな使い方をするのか、何を充電したいのかによると思います。

僕みたいに家ではずっと急速充電器として、たま〜に外出する時はiPhoneを充電する用にモバイルバッテリーとして使うような使い方をするなら全然おすすめです。
ただやっぱりそのまま内臓のプラグを使ってACアダプタ代わりになるのはすごく便利です。僕は便利なのでそこまでガッツリ電力がいるみたいなヘビーデューティーでなければオススメです。コンパクトですし。

 

なぜか日本では発売されない Fusion の10000mAh版

ここまで記事を読んでFusionは5000mAhじゃなくて倍の10000mAhぐらいあれば良いのに!と思った人もいるのではないでしょうか?

実は先日発売されたのです!ところがなぜか日本での発売が直前になって取り消しになってしまいました!(理由は不明・中国では販売されているらしい)

 

 

Fusion の 10000mAh版の画像(Anker公式ホームページより)

なぜ日本での発売が中止になったのでしょうか。やはり今は市場としては何事も中国優先なのでしょうか。それか日本だと認証の問題が遅れているとかでしょうか。

いずれにしてもかゆいところに手が届く系商品だっただけに残念です。

 

AnkerじゃないけどRAV Powerというメーカーの容量の多い類似製品がある

Ankerではなくなりますが、そして10000mAhほどではありませんが、Fusion 5000 よりちょっとだけ容量の多い 6700mAh のモバイルバッテリー兼急速充電器があります。

それが RAV Power AC モバイルバッテリーです。

RAV Powerってどう考えても「ラブパワー」と読むのだと思いますが、「LOVE POWER」では無いのが面白いところです。

RAV Powerってどういう意味なのでしょうか。それは謎のままです。

このRAV Power、モバイルバッテリーメーカーとしては、Anker や Cheero などと並んでそこそこ有名で信頼性もあるメーカーのようです。

なので、5000mAhじゃなくてあともう一声ほしいな〜という方はこの RAV Powerの AC モバイルバッテリーを買いましょう。

 

結論

  • Anker Fusion 5000はさくっと近場を外出する人向け
  • モバイルバッテリーと急速充電器(ACアダプタ)が合体しているので家でも外出先でも使えるので便利。
  • 外出先でもFusionを充電する用のACアダプタとUSBケーブルを別途使う必要がなく直接コンセントに挿せるので手軽。
  • とりあえず急速充電器もモバイルバッテリーも両方欲しかった。という人は買って損無い。

 

紹介したもの+α