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面白かったでしょ? Vanamees(バナメース)と言われるエストニア発のクレイアニメです。
このアニメのことを知ったのは滞在先の家の家主と飲んでいた時のことです。
Vanameesを知ったきっかけは家主との飲み会
エストニアではタリンにあるAirbnb物件に滞在して居たのですが、ある週末の夜、突然その物件の家主が「飲もうぜ!」と誘って来ました。もうビールを飲んで完全にできあがっており、「フォーーーー!」と雄叫びを上げていました。普段の彼はとても大人しいのですが。
雪の積もるなか近所のSTAAP(”本部”という意味)という名前のファーストフード店に行きました。家主いわく、このSTAAPはソビエト時代の風格を色濃く残すファーストフード店だそうです。エストニアがソビエトから独立した直後はこの店の前がたまり場になっており、外国人が行くと独立機運旺盛な若者達が「ここは俺達の国だぞ!」と外国人に絡んでいたという独立直後のエピソードを教えてくれました(笑)
(※現在のエストニアでは外国人に絡むような人は全くいません。世界で一番大人しい人たちだと思います。背後から職務質問してきた警官が僕が外国人だと判ると焦って質問をすぐ切り上げるぐらい大人しいです。)
STAAP
それで彼と彼の友人とガレージでスクリーンに映し出されたYoutubeを見ながら飲むことになりました。その時に音楽やソビエト時代の前衛的で不気味なアニメなどいろいろな動画をみましたが、最も印象に残ったのはこのVanamees(バナメース)でした。
Vanameesとは老人を意味するエストニア語で、その名の通りエストニア人のおじいさんが主人公です。
エストニア発のクレイアニメVanamees主人公のおじいさん
エストニアの文化を楽しく理解できるvanamees
このアニメの興味深いところは、ブラックユーモア含めエストニアの文化がたくさん出てくるところです。
例えばこの動画なんかは、エストニアのサウナ文化をよく表しています。熱々になったサウナストーンに水をかけて室内に大量の水蒸気を発生させるロウリュという形式のこの地方独特のサウナですが、その様子がよく表現されています。熱い水蒸気が昇ってきて頭を下げるところまで表現されています(笑)
有名クレイアニメのピングーはスイスで生まれましたが、ピングーが話しているのはスイス訛りのドイツ語を話すのではなくピングー独特の言葉だそうです。
一方Vanameesのキャラクターはみんなエストニア語で喋っているそうです。Youtube上では設定から英語字幕や自動翻訳の日本語字幕を表示することが出来ます、が、喋っていることがわからなくても全く問題ありません。Vanameesは動きだけで面白いので。
僕は1度目は字幕無しで見て、2度目は字幕ありで見ました。1度目は動きで笑え、2度目は内容で笑える感じですね。
Youtubeのチャンネルはこちらから見れます。https://www.youtube.com/user/vanameheh22l
公式サイトは字幕なしですがこちらからもたくさんのエピソードを観ることが出来ます^_^ https://vanamees.ee/
エストニアの文化を知るにも良いですし、何しろ短いのでYoutubeでリスト再生しながら観るのもおすすめです!
(おわり)
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