こんにちは。
今回は2015年10月ごろにエストニアの観光地ヴィリャンディに行った時のことをお伝えします。
ヴィリャンディ(Viljandi)について
ヴィリャンディはエストニア南部にある町で人口は約19000人ほど、紀元前5世紀からヴィリャンディに関する記録が残っているほど歴史的な町です。タリンと同じく中世のハンザ同盟の拠点でもあります。
今回はそんなヴィリャンディで地元の青年たちの家に泊めてもらうカウチサーフィンをしました。
早速合流。真ん中にいるのは同行したコスタリカ人です。なぜか秋でも半袖。奥がNATO軍としてアフガニスタンに派兵されていた地元の青年。手前がその彼女の大学生です。名門タルトゥ大学の学生さんです。
秋めくヴィリャンディ。北欧の秋って感じの日差しです。
美しいですね
昔の白屋根にモダンな建物が増築されてる。
橋を渡ってヴィリャンディ城へ
ヴィリャンディ城
Wikipediaによると、ヴィリャンディ城は中世ドイツのリヴォニア帯剣騎士団長ヴォルキン・シェンクが建立した城で、当時のバルト地域では最大規模の城で、リヴォニア騎士団の主要拠点でした。17世紀前半のスウェーデン・ポーランド戦争でほぼ完全に破壊されてしまいました。
残る城壁の残骸
やっぱりこういう話を聞くと、バルト地域は中世からずっと大国による戦乱の舞台になってきたようです。そう考えるとタリン旧市街がハンザ同盟時代の面影を丸々残したまま現存しているのは奇跡的にすごいことだと思います。
ヴィリャンディ湖
城壁の残骸
伸びる影
ヴィルズ・ダンジョン
残っているものの中ではこの城壁が一番大きいです。
城壁の前はコンサート会場になっています。
NATOでアフガニスタンに派兵された彼。彼の腕には12個の頭蓋骨の入れ墨が彫られていて、それは彼の所属していたエストニア軍の部隊から12人が戦死したことを忘れないためだということでした。今はヴィリヤンディでナイトクラブの警備員をやっています。
ヴィリヤンディにある巨大ブランコ
ヴィリヤンディの公園内には巨大エストニアン・ブランコがあります。以下はYoutubeから
角度がやばい
なお、ヴィリヤンディにあるのはこれらよりももっと巨大だと思います。最大8人ぐらいで漕げるので。
実際に乗り込んでみました。
準備OK ていうかサイズ的にブランコよりかは中世の投擲兵器みたい。
動き出しました。すげー喜んでる。漕いでるのはエストニア人だけで僕は木に掴まってるだけで精一杯です。
ちょっとしか傾いていませんが相当怖いです。
どんどん角度がついていきます。
ヒエー
僕は「もうやめよう!もうやめよう!」みたいなことを言っていった記憶があります。
彼らの漕ぎっぷりを見ていると角度が余裕で地面から90度を超えそうだったのでなんとかして止めてもらいました。本場のエストニア人はおそらく120度ぐらいまではいくのでしょうね。Gがやばそうですが。
以前の記事でも書きましたが北欧はこういう高い所に登ったりする命知らずな遊具が多いですね。
以前Instagramでデンマークかどこかで高さ10メートルは確実にあるジャングルジムに登ってる映像を見ました。日本だとまず不可能ですよね。
ロシア人のYouTuberが高いところに登る動画を撮ったりしていますが、寒い国の人は高いところで身体を動かすのが好きなのかもしれませんね。
みんなと散策
ヴィリヤンディの自然、美しいですね。
途中さっきのモダンな建物に寄りました。中はカフェになってます。
やっぱり絵になる風景ですよね。
日が落ちて来ました。
中世の騎士の像を発見
パシャリ。撮ってもらいました。すごく中世を感じる
ヴィリヤンディ湖 きれいだなー。
夕日がとても映える。
こんな感じでヴィリヤンディ城周辺の観光は終わりました。次の記事では続き、ご飯を食べて、サウナに入った話を書きます。
(おわり)
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