Humans in One Word という「人をテーマに英単語一語で表現する」Instagramアカウントの運営を始めたカメラマン Akane Fumioka さんに、なんと僕のポートレート写真を撮っていただきました。

“Randomness” – Shinya Kato . I was worried about my future too much, but we cannot know what’s gonna happen next moment. I gave up trying to know everything about the world, and have decided to enjoy randomness of my life. I perceived my life and the world based on science before, but now I embrace some sort of spiritual gifts, which is so-called the present moment. . He stayed in Estonia and Berlin, Germany as a nomad worker, and his next destination is Iceland. He is currently working as a remote worker and a writer in Osaka, Japan and getting ready to move to Iceland. . PC: Akane Fumioka @akane___fumioka . #humansinoneword #visualstoryteller #visualstorytelling #akanefumioka #randomness

Akane Fumiokaさん(@humansinoneword)がシェアした投稿 –

選んで頂いたテーマは

“Randomness”

あるいは

“過去をかなぐり捨てて吹っ切れた男” です。

たくさんの写真を撮っていただきましたが、一番のお気に入りは

  • 白黒
  • 横向き
  • 目を瞑っている

写真です。

その写真をこの記事のタイトルの画像に選びました。

この写真を選んだ理由はこの写真の中の人物が、まるで涅槃に到達しようとしているように見えるからです。

また見ようによってはただ単に「立ったまま眠っている人」のように見えるからです。

涅槃に達しようとしている人も、単に眠くて寝ている人も他人から見れば同じです。

実は撮り始めて最初の方は商店街の雑踏の中、カラーで正面から撮影していたのですが、

その後、白黒にしたり、背景を無色にしたり横を向いたり、メガネを取ったりして、情報を削っていくほうが良いということになり、この写真に行き着きました。

最終的には抽象度を上げて、点と線で表現できる人間になりたい。

その最終形態のさらに先には概念やデータになって保存されたいです。

30年後、「物質はダサい」みたいな世の中になってそうなので、

その頃までには可能な限り自分自身を量子化したいですね。

そして、50年後、猫も杓子もみんな量子化してしまった時には、逆に「量子はダサい」みたいな気持ちになってデータをデコードして再び肉体に戻って来たいですね。

これもお気に入り。まるで古谷実の漫画の表紙みたい。

これを見て写真を撮って欲しいと思った人は Akane Fumioka さんに連絡してみてくださいね。

https://www.instagram.com/humansinoneword/