こんにちは。

 

今回は2015年10月頃にエストニア第二の都市タルトゥ(Tartu)にて地元の農家の家でカウチサーフィンを(ご厚意で無料で泊めてもらうサイト)した時のことを書きたいと思います。

 

エストニアは秋になりました。葉にはまだ色づく緑色が残っています。

 

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秋がきた

 

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大地は大いに秋めいている!

 

 

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市バスで長距離バス乗り場へ向かいます

 

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長距離バス乗り場に着きました。 遠出をする時はいつもこの場所から始まる

 

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チケット発券機。tpilet でネットで注文したのをここで印刷できます。

 

 

エストニアでの長距離移動チケットのお得な買い方については以下の過去記事を御覧ください

首都タリンからエストニア国内各地への格安な交通機関(エストニア国内で長距離バスや電車に乗る方法)【バルト三国】

 

 

タルトゥの農場に到着

 

いつものように長距離バスに乗ってタルトゥに到着!

 

車に乗って駅で待ってくれていました。なんか本当に至れり尽くせりですいません・・・

 

そんなこんなで家に入れてもらいました。

 

そしてなんとご飯まで作ってもらっていました。

本当にありがとうございます・・・(お返しに日本から持っていった抹茶のキットカットをお渡ししました)

 

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今回受け入れてくれたのは、タルトゥに住むヤークさん(右の男性)。

農場を営んでいます。

5年ほど家族でアメリカに住んでいてエストニアに戻ってきたそうです。

 

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かぼちゃのスープです。かなり濃厚です。

 

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チーズをかけることで塩味とコクがプラスされます。

 

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おいしさに思わず笑顔です。以前の記事でエストニアは食べ物が微妙と偉そうなことを書きましたが、家庭料理はどれもとても美味しかったです。

 

サウナに入る

 

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エストニアといえばサウナです。見ず知らずの人間なのに人の家で服を脱ぎサウナにまで入ってしまいました。本当にすいません。

 

 

サウナに入たあとは、家の裏の池に飛び込むことになりました。秋と言ってもエストニアは気温1桁台。

全身がしびれるほど冷たい体験だったのはいうまでもありません。

 

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池もでかい。25メートルプールぐらいありそう。 

 

 

サウナに僕が入ると彼女さんが恥ずかしがって出ていってしまいました。

これは仕方ない。極めて当然の反応です。

 

バルト三国では男女混合でサウナに入る時は、バスタオルやタオルで身体を隠してサウナに入りますが、女性が恥ずかしがるので男女同時に入ることはあまりなく、普通は交互に入ります。

 

一方、その後訪れたドイツでは女性も臆せず男性の居るサウナに入り、しかも身体もほとんど隠していませんでした。

ドイツ人女性って本当たくましいなあと思いました。

 

 

寝る部屋がデカすぎる

 

20畳ぐらいありそうな部屋に寝ることになりました。暖炉も完備。なんか本当にすいません。正直申し訳なさすぎてジャパニーズDOGEZAを決めたいぐらいです(笑)

 

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ヤークさんはジャーマンテクノが好きでした。農場のど真ん中なので爆音でジャーマンテクノを流していました。

 

僕もiPodで曲を流しましたが、申し訳ないので極小音で音楽を聴いてそのまま寝ました。

 

いつもカウチサーフィンをやっている時に思うことですが、非日常感が半端ないです。

いつも夜になると「自分は一体地球の反対側まで何故やってきたんだろう」と感慨に耽ってしまいます。

 

こんな見ず知らずの外人を家に上げてくれて、食べ物まで与えてくれて、その上信用して夜は部屋に一人にしてくれるなんて。

 

農場の朝

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朝がやってきました。淡い光が差し込みます。

 

朝食を食べる前にトラクターに乗って農場を案内してもらいました。思ったより広い。

東京ドーム何個分なんですかね?東京ドームには行ったこと無いですけども。

 

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荷台を引っ張るトラクター 

 

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トラクターに乗って広い農場を走る

 

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広い。

 

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鳥舎を見せてもらいました。いつもよく食べさせてもらっています。すいません。

 

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動き回る鶏たち。

 

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倉庫です。じゃがいもが山積みになっています。 

 

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色々な野菜が育っていました。

 

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色々とな何かが育っています

 

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ハイテンションなヤークさんの彼女さん 

 

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農場ツアーを終えると犬に吠えられました。猫との相性は世界中どこ行っても良いけど、犬とは良くありません。

 

農場の母の衝撃の告白

朝食を食べている時にヤークさんのお母さんと話していると「ぶっちゃけ農業やめたいと思ってる。」という衝撃の告白が。

 

しかしその理由が私にはわかります。タリンのスーパーでは安いウクライナ産の野菜がよく売られています。

例を挙げると、じゃがいもは1キロ18セント(!)もの安さで売られているのをよく見ました。

エストニアの農業もグローバル化の影響で、モノによっては薄利多売の消耗戦となっているのです。

 

日本の第一次産業や第二次産業でも、もう長い間同じことが起こっていると思います。

日々ますます複雑かつ流動的になっていく世界(^_^;)

 

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ツアー後ありがたいことに朝食をいただき、別れを告げ、旅立つことになりました。

 

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北欧では曇り空なのはご愛嬌 

 

 

当ブログのエストニア滞在記シリーズは下の画像をクリック


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