今回はベルリンでカウチサーフィンをしてみたら、そこで会った日本人のA山学院大学生REO HANADAさんの提案でベルリンのミッテにたくさんあるアートギャラリーに行くことになりました。(2016年3月の出来事)

きっかけはベルリンでのカウチサーフィン

きっかけはベルリンでカウチサーフィン(Airbnbなどの民泊から金銭のやりとりを除外したサービス。無料で泊まって国際交流することができる)をした時のことです。日本文化と日本語に興味のある現地のドイツ人の方がおられ、ベルリン市内でカウチサーフィンのホスト募集を出していた僕を快く受け入れてくれました。なんと合計4泊も泊まらせてくれました。見ず知らずの日本人の僕をです。(カウチサーフィンなので無料)

そしてその家に泊まっていると、2人目の日本人ゲストとしてREO HANADAさんがやって来ました。久しぶりに日本人に会った僕は翌日の朝4時半まで話込んでしまい、REOさんを寝不足にさせてしまったなと思っているのですが(笑)

ミッテ地区の公園のオシャレジャングルジムで佇む REOさん。

REOさんは服装がすごくオシャレで、かつ趣味がメイクというスゴイ青年でした。本人や大学のご友人の男性が化粧をバッチリ決めた写真を見せていただきました。ここまで好きになれるものがあるって本当にすごいことだと思いました。

2017年に連絡を取らせていただいたところ、そのころはドイツに留学されていたそうです。今はどうされているのでしょうか?近々このブログ上でインタビューしたいと(勝手に)思っています。

余談ですが、REOさんと出会った当時、ベッキーとゲスの極み乙女。の騒動があり、僕が「川谷絵音さんに似てますね」と言うと「それめっちゃよく言われるんですよ。」とREOさんは言われ、やっぱり周りの人からもよく言われていたとのことでした。

余談の余談ですが、僕はゲスの極み乙女。が一時期好きすぎて大阪では放送されていない彼らのラジオ番組”SCHOOL OF LOCK!” をラジコプレミアムに入ってまで聴いていました。あの学生ノリが継続したようなラジオが好きでした。まさかその後あんなことになるとは。でもおかげでバンドの知名度は爆上げするし、ドラマーのほないこかさんも女優として売れ始めたし、結果オーライでしょうか? 休日課長とかちゃんMARIとか、キャラが揃いすぎでしょ? いずれにしても解散とかにならずに踏ん張ってくれてよかった。

でもここ10年ぐらいの日本のメディアスクラムってあれ一種のイジメだと思うけどな。個人的には。

ベルリンの街を回る

僕が朝4時半まで喋り倒した翌日、2人でベルリンを周ってみることにしました。

歩いていると日本人の方が経営されているレストラン「スマデリ」をみつけたり

ベルリン自然史博物館(フンボルト博物館)に行ったりしました。

デカすぎて画角に入らない

すごいですね。

たぶんT-REXだったと思う

これを見た時はグロいと思ってましたけど、昆虫食の映画を見た今となっては食べられるのかどうかだけが気になりますね。 

過去記事

【Netflix】映画 バグズ −昆虫食は地球を救うか− を見た感想

ほかにもホルマリン漬けが大量にある部屋がありました。

感想としては、「やっぱり大国ってすごいな」でした。

みんなが円形に寝転がっている場所があって、

これ白飛びしてるんですけど、この円形がスクリーンになっていて、寝ながら色んな映像を見ることができます。

これは良いわ

これいいな。

自然史博物館を出て、ベルリンの街をアートギャラリーを探しながら歩きます。

ベルリンにはこういうポスターが大量に貼ってあるところがあります。だいたい音楽に関係する建物だと思います。

かっこよいですねこれ。スマホの壁紙にどうぞ。 

これもっと壁紙向き。イカす!

ここで16年ぶりの再開。ベルリンの音楽のポスターで日本人DJのDJ KRUSHさんを発見して震える。

そのポスター群を見ていると、一つのアーティスト名が目に止まりました。

その名は、“DJ KRUSH”

僕が中学生時代を過ごした2000年前後にドラゴンアッシュという古谷一行の息子率いるバンドがJ-POPにヒップホップを持ち込んだんですけど、その時に日本の中学生の間でヒップホップブームが起こりました。

その時ドラゴンアッシュが発表した曲の中にDeep Impactという攻撃性を前面に押し出したような曲があり、さらにその曲のリミックス(曲を改変して作り直すこと)をしたのがDJ KRUSHさんでした。

そのDeep Impact(DJ KRUSH Remix)を聴いた当時中学生だった僕は衝撃を受けました。攻撃的な原曲とは全然違い。終始憂鬱でダウナーなどんよりした曲になっていたのです。

あんなにアッパーだった曲が、トラックが変わるだけでここまでダウナーな曲になるなんて。

DJ KRUSHさんのトラックメイキングの手腕にも驚きましたし、音楽にリミックスという概念があるのもその時初めて知りました。

その時のDJ KRUSHさんの曲調はこんな感じ

とにかく衝撃的だったのです。音楽ってここまで暗くて良いのかと。なんせ当時広瀬香美とかを聴いていたので(!?)

YouTubeのコメントを見てみると今でも絶賛のコメントが書き込まれています。

>2018 . Sounds dope

>This track is so damn dope man. Still slaying in 2016

2000年にリリースされたこの曲がこの時代になっても魅力を失わずに生きているということですね。

それにしても、そんなDJ KRUSHさんがベルリンなどのヨーロッパで活動されていたなんて。

そしてここで出会うなんて。なんか運命的。

ベルリンまで来て歩いていてそんなこともあるんですよねー。いや本当に面白い。そして今でもワールドワイドに活躍されているDJ KRUSHさんすごい。

ベルリンは公園も個性的で自然味に溢れてる

ベルリンを彷徨っていると公園がありました。

ベルリンの住宅街にある公園  手作り感満載!

兵士かな?

ナチュラルな感じがある。

ケバブも食う

「ベルリンに来たのならケバブだよ。」と僕はケバブをREOさんにオススメしました。

食べた第一声は「うまっ!」でした。

ドイツに来た日本人に初めてドイツのケバブを食べさせると「うまっ!」と言います。

マジでドイツに来たら一度ケバブを食べてみて欲しい。絶対に食べてみてください。

多民族国家になるとこういう風にで食べ物も多民族になるから、良いこともたくさんあると思うんだけどなー。

だいたいの日本人も満足するベルリンのケバブ

やっとアートギャラリーを発見

ここまでベルリンの街を好き勝手周り、見たものを好き勝手に文章と記事にしてきましたが、ようやくタイトルのアートギャラリーの写真を載せることができます。

うひょー。UHYOO

歩いてきた甲斐があった。

やったー。

考えるな感じろモードで鑑賞

インタラクティブな光のアートに挑戦するREO氏

ギャラリーのオープニングデイのパーティーに入れてもらう

ギャラリーに入ろうとすると「今日が初日だからパーティーがあるから君らも参加しなよ」と言われたので、そのまま参加することにしました。

REOさんは「すごい事になりましたね!」と興奮ぎみでした。

やっぱり現代の旅は参加ですよ参加。観光地なぞるのも良いけど。やっぱりさらに踏み込んで地元のコミュニティーに一瞬でも参加出来たらそれほど思い出に残ることはない。

だからカウチサーフィンとかAirbnb大好きなんですよねー。

初日だからみんなビール持ってる! キュレーターっぽい人とREOさんが話をしていましたが、「これを開くまでの手続きが地獄だった」というリアル過ぎるコメント。

色んな絵があるんですけど。

僕のお気に入りはこれ、

鋼鉄のバスタブをひん曲げたオブジェ。作品から感じる異様なプレッシャーが好き。

Mitteのアートギャラリーはこんな様子でした。REOさんありがとうございました。あとお手製の手書きのベルリンの地図を僕が移動中に紛失してしまって申し訳ありませんでした。スペアの地図があったとは言え、この場を借りてお詫び申し上げます😉

(おわり)