こんにちは。加藤(@flux54321)です。

2016年5月、私はベルリンを出てドイツの街に旅に出ることにしました。

ドイツに興味のある友人が日本から来てくれて、2人でドイツを周ることになりました。

ベルリンからフランクフルトへ

ベルリンのバスターミナルに行き、フランクフルト行きのバスを探しました。ところが出発の30分前になってもFの文字がどの電光掲示板にも表示されてませんでした。色々見回すとチケットと同じ出発時刻のところにMainという表示があり、これがフランクフルト・アム・マイン (Frankfurt am Main) の意味だと気づきました。それでようやく安心してバスの列に並ぶことができました。

中国パワー炸裂おじさんに遭遇

途中中国から来たと思しき50歳ぐらいのおじさんが、同じバスの列に並んでいました。なぜかこのバスをアムステルダム行きのバスだと思い込んでいるらしく「このバスはアムステルダム行きだ!」と言い張っていました。1分ほど係員と言い合って居ましたが、最後は納得したらしくアムステルダム行きのバスに向かわれました。こういう中国の方の謎のパワー大好きです。

ヨーロッパで中国人に会うと自然と湧きでる親近感

ヨーロッパで中国人と会うとお互いに「ナカーマ!」な気持ちになります。エストニアでもフィンランドに留学中の中国人留学生と出会いました。「なんで東アジアからわざわざここまで来たんだよ!?」という感情がお互いに起こります。

【Airbnb】エストニアの首都タリンでロシア系おばあさんの運営するシェアハウスに泊まる

日本人でエストニアに行った方に話を聞くと「エストニア人は大人しくて仲良くなるのがすごく大変」と聞きます。僕も同感です。でもある時台湾の方と出会いました。

エストニア人とも一瞬で仲良くなる台湾人

あるとき台湾の女性と出会いました。

場所はヘルシンキからタリンへのフェリー乗り場でした。その台湾人の方はすっぴんでしかも態度が堂々としていて、しかもものすごくお喋りでした。驚いたのは彼女はフェリーの待合席で周りにいた複数のエストニア人に声をかけて一瞬で友達になってしまったことです。

ヨーロッパと比べたら東アジアはまだ性格が似ていると日本人は思っているかもしれませんが、この圧倒的フレンドリーさは見習った方が良いと思います。僕も見習います。ポジティブな図々しさが武器になる瞬間がこれから増えてくると思います。

話がそれました。ベルリン 発 フランクフルト行のバスに戻しましょう。

「ドイツの本当の魅力は田舎にある」説はガチっぽい

他国の例に漏れずドイツも有名なのは大都市ですが、一説では「ドイツの真髄は田舎に宿る」という話もあるそうです。

僕もドイツの田舎を体験したのは少しですがそう思います。

それはフランクフルト行きのバスの休憩中に感じました。

その時に撮った写真がこちらです。

良い!

農地に風力発電がドイツらしさが映えます。自然の緑の色も日本よりも薄めで全体的に黄緑色な感じ。

でもそれがすごく爽やかで良いんです!

強すぎず弱すぎない絶妙な暖かさの日光。これ控えめに言って最高やな。

最高だ!最高だ!この休憩時間のことは2年経った今でも思い出す!

出発時間になるまで他の乗客の方たちとずっと原っぱに寝そべっている。最高。これだよ求めていたものは。

実は旅して良かったって、観光地を周るとかいうのもありますけど、一番の醍醐味はこういう何気ない違いを感じる瞬間じゃないですかね?

しかし、本当に最高だった。是非ドイツに行くときは田舎にも注目してみてほしいと思います。

1日目 フランクフルト中央駅に到着

人生初のフランクフルトに着きました。

友達とも無事合流できました。

レーマー広場

フランクフルトで多分一番有名な観光地。レーマー広場です。

この日催し物があるか何かで人が大勢集まっていましたね。

楽団がいましたね

おじさんが出てきて演説をはじめました。おじさんもビール片手なら私もビール片手です。

ドイツ語わからなくても気持ちは伝わってくる

ソーセージを食べながら楽団を聞きました。

マイン川

ドイツって基本海というより川の国だけど、北部は海に面しているからやっぱり北部だと海産物を中心にした食文化があるんだろうか。

フランクフルトのカップルの家に宿泊

Airbnbでフランクフルトの民家に宿泊しました。

スクリーンショット 2018-07-10 1.22.19

フレンドリーなカップルのお家でした。緑茶チョコを渡しました。ありがとう。

家の外に出るとワイン祭りに遭遇

家の外に出ると地元の「ワイン祭り」が開かれていました。

Encountered local wine festival. 地元民しかいないワイン祭りに遭遇。凄い人!

Kato Shinyaさん(@zolzolge)がシェアした投稿 –

動画のとおりものすごい人だかり! これは地元民しか参加してなさそう。観光客はゼロだと思います。

観光客が普通行かない祭りに参加できる。これぞAirbnbの醍醐味ですよね!

その後近くのイタリア料理店に入ったら、「東アジア人が来た!」という感じでシェフと一緒に写真を撮られたり(多民族国家のドイツとしては逆にレアな体験)。

お祭りも10時になるとワインの販売が終わって何も売ってくれなくなったり、みんな祭り会場に居るけどすごく静かだったりしてドイツのルールを厳格に守る国民性が伝わって来ました。

家に戻ると10:30なのに家主は寝ていました。早寝なのもドイツっぽいですよね。早寝できるのはワークライフバランスもあるとは思いますが。日の出と共に起きているのなら色々と羨ましいですね。

2日目 ケルン大聖堂デカすぎ

まずは僕が撮ってきたグーグルストリートビューによるケルン大聖堂を御覧ください。

VRゴーグルがあればスマホでVRで見れますよ。

(なぜか100万回再生されている私のストリートビュー。100万回再生のメリット=特になし)

ケルン大聖堂、デカすぎでしょ・・・

思わずそのデカさに驚きました。見た瞬間、縮尺がおかしい。

人間ってこんなデカイもの作れるのって感じでした。デカイと言うかその迫力も異様。

物体としてこんな威圧感のあるもの生まれてこの方見たことないんだよなあ・・・

そういえばケルンの駅で友達が近くに居ない時にスリの二人組に遭遇しました。スリ初心者だったのか、僕が気づく前に諦めて帰っていってしまいました。

やっぱりこういう人も居ることには居るので不自然に話しかけて来るような人が居たら気をつけましょう。

ケルンのAirbnbの民泊はおじいさん

この家のおじいさんはブロガーで一人暮らしでした。当初説明にはベッドとは別にマットレスがあると書かれていましたが、行ってみるとなぜかマットレスはありませんでした。

それでマットレスはないのかおじいさんに聞くと

おじいさんは驚いたように

「ドイツでは男2人でも一つのベッドで寝るのが普通だ!」と言ってなぜか突然動転したようなそぶりで自室に逃げ帰っていってしまいました。

別に雨がかからなければ僕はどこでも良いので、ベッドには友達に寝てもらい、僕は色んなものを敷いて床で寝ました。ドイツの自然味あふれる床に直接寝るのもこれはこれで乙な体験ですよ。

ホテルと比べたらかなり安いし、何よりこういうおじいさんに会うのも面白いですしね。

怒鳴ったのことを申し訳ないと思ったのか(Airbnbでの評価を気にして感情を軟化させた訳ではないことを望む)その後おじいさんは明らかにしおらしくフレンドリーになりました。やれ明日の朝食はごちそうしてあげるだのプレゼントをあげるだのものすごく優しいおじいさんに変貌してしまいました。

やはり人間を深く立体的に知るには多面性が必要で、おじいさんは一晩にしてその多面性を僕に見せてくれました。初対面の人間にさまざまな感情の機微をフルオープンにしてくれたことに盛大に感謝したいと思います。

デュッセルドルフで日本のラーメンの異常な人気に驚く

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ラーメン店 なにわNa Ni Wa さんで日本と全く変わらないクオリティのラーメンを食べました。

恐ろしい客の入りに驚く

ラーメン店は始業時間からいきなり満員になり、しかも現地のお客さんがひっきりなしに待機列を作っているのですが、しかもその待機列が閉店まで止まらないらしく、その圧倒的人気を感じてしまいました。

お客さんは見た感じほぼ全員ドイツ人で、現地ドイツで日本のラーメンが受け入れられているところを目撃しました。

店員さんが恐ろしく忙しそうでしたので、お身体ご自愛してほしいなと思いました。

それと店員さんに黒人の女性が居て、終始笑顔で応対しているのに好感が持てました。このラーメン店の仕事をするのが好きで好きでたまらない様子でした。お忙しそうだったので話を聞くことは出来ませんでしたが、きっと彼女とこのラーメン店の間には運命的な出会いがあったのでは無いでしょうか。

Naniwa Noodles & Soups

デュッセルドルフの家には目の見えないネコがいました。目が見えないけど好奇心旺盛で夜でも昼のように部屋に入ってくるネコでした(笑)

Airbnbでドイツ3都市に泊まった感想

ドイツに来る前は、ドイツってヨーロッパの中ではフレンドリーじゃないみたいな話を聞いていたんですけど、ベルリン含めて4都市に行ったんですけど、ドイツって人が基本フレンドリーですよね? 困っていたら誰か声をかけてくれたり、こっちが声かけても面倒な顔せず応えてくれたり、多文化共生の見本みたいな国だと思います。

Airbnbはベルリンでは禁止されているんですけど、ドイツではまだまだ使える場所も多いです(ドイツは連邦制なので州の法律によるところが大きい)

ホテルよりもずっと安価に民家に入れてもらって、その家の人や周辺住民の機微に触れることができるAirbnb。

はっきり言ってAirbnbで得られる体験には泊まる値段の20倍の価値があると僕は思っています。

だからまだ体験したことがない人には本気で世界でこれを体験してほしい。

別に僕は紹介クーポンのリワードがほしいから言っているのではありません。

本当に楽しい体験だから本気でオススメしているだけなのです。

というわけでただでさえ安いAirbnbの体験がさらに安くなるクーポンは以下のリンクからゲットしてください。

www.airbnb.jp/c/shinyak2

それでは!